ruru on the roof

大好きな絵と絵本と、日々のこと・・

おうちで

なんということでしょう!

1ヶ月半ぶりにテレビとパソコンがつきました。昨年の秋、比叡山の麓の築60年のすきま風だらけの小さなお家と出会って、3月末にお引っ越しすることになりました。もともとの家から近くて、アトリエがあってピアノが弾けて、お庭があるおうち。いつか見つ…

夕方から降り出した雪がうっすら辺りを包んでいました。 「月がピカピカよ」 主人を呼ぶ。 「雪、明日もあるかな」 並んで小さな台所の窓から夜空を見上げる。白い雲のようで思わず写真を撮るけれど、きれいに写らない。主人が貸してみて、と夜景用に設定し…

だめ人間

年が明けてちょっと経ったけれど、私はまだぐにゃぐにゃしていたい。年末にいつも通りの高熱を出した後は、年賀状、おせち、ごあいさつ、とキビキビしていたはずなのに、何だかちょっと作業をしたら、ころん、と転びたくなってしまう。 「だめだ。だめ人間に…

クレイジーバブーシュ

秋の始めに母と雑貨やさんに行った時、ふわふわのスリッパを見つけた。わあ、かわいい。ちょうど昨年のものは大分くたびれてしまっていたし・・ともう買うつもりで選んでいたら、 「るる、スリッパはくの?」 という。母は私がきゅうくつなのが大嫌いで、小…

簡素なしくみ

「これは、本当に、いいものだねぇ」 私がにこにこ言うと、主人が笑う。 「また、しみじみ思い返してるの?」 そうなの、と答える。 わが家にはレンジがない。それでその代わりに、蒸し器で温めて、ささやかなトースターでパンを焼く。何にも機能が他につい…

私のなかの小さな森

ちょっと前から気付いていて、できるだけ見ないようにしていたのだけど、それでもそれはどんどん大きくなっていく。 うちのベランダは日当りがとてもよくて、痛い西日がビリビリ刺さる。今年の夏はとても暑くて、麻のカーテンで小さな陰を作ったけれど絵を描…

台湾のお茶

私はせっかちだ。でも、のんびりでもある。人に急かされるとゆっくりしたくなるし、どんどんやりたい事があるのに周りがゆっくりしていたら、引っ張って走り出したくなる。不思議なことに、これがお仕事のことだとどんな人のペースも全然気にならないのだけ…

一日の過ごし方

少し生温かい風が吹いていた。砂埃が舞う中で、私と友人は分厚い布を頭からすっぽりかぶっている。周到に準備は出来ていた。隙をみて足早に柵へと向かい、飛び越える。そこには約束通り、おんぼろのバスが待っていた。主人と友人が既に乗っている。「私はあ…

それでも時間はすぎていく

たくさん眠って、起きたらお昼をまわっていた。まだたりないけれど、もう12時間も夢の中にいたし、そろそろ起きなくちゃ恥ずかしい気がした。 「起きる?」 主人が読んでいた本に栞をはさんだ。 「・・うん、おはよ。」 「はい、おはよう」 差し出されたコ…

コンタクトレンズ

「コンタクトを受け取りにいったら、何種類かずつ新製品が入っているセットがプレゼントでついてたの。それで、おでかけするのに試しにそれを持っていったら、いつもとあんまり違ってびっくりしたの。」 「どう違うの?」 「まず一つ目はね、厚さが5ミリく…

夜ふかし

ゆうべ遅くまでお喋りしていたし、雨の日は眠たい。主人がお仕事にでかけてから、そうだと思ってパソコンを開いた。散歩をしていて思わずとった写真はどんどんいっぱいになって、私のおもちゃカメラ(だって、色んな人のカメラといったらあまりに立派なのだ…

小さなお庭で

何だかむずむずして、目が覚めました。うっすら目をあけると、暖かくて、とろっとした日射しがカーテンの隙間から零れていました。そおっと布団から顔を出して、それから一杯お水を飲んで、スコップと袋とはさみを持って私の小さなお庭に出ました。 お水は毎…

快復!

この3日間私がしたことといえば、洗濯物を一度まわしたことと本を2冊読んだくらいのことで、あとはほとんどお布団の中にいました。お熱だったの。最初は声がおかしくなって、それからずっと頭の中が綿菓子のようになっていた。何かを考えようとしても、ま…

睡眠爆弾

「爆弾?」 ゆらゆら揺れ始めた私を主人が笑った。とっても眠たい。さっき、寝たのに!私たちは、こうして突然眠たくなっておやすみ、という状態を睡眠爆弾と呼んでいる。 「もう、だめだ。おやすみなさい!」 「はい、おやすみ」 ぱ、ぱ、と寝支度に入るの…

小鳥

これは、きのうのこと。出掛ける前に、部屋で絵を描いていたら主人の呼ぶ声がした。 「みて、小鳥がはねてるよ」 なんだろう?手を止めて、台所の窓から外を見ている主人の隣にたった。 「ほら、走ってる。」 「・・・ほんと」 小鳥が走って、飛ぶ練習をして…

わーい!!

主人が起きる温かい気配で、目が覚めた。でも、眠たいし、あんまり寒くて布団に潜り直した。天気予報で暖かくなる、って言ってたのにな。コーヒーが入る音をぽこぽこ聞きながら、夢の残りが澱のように沈んでいくのをゆっくり感じていた。 ふたりとも寝ぼけて…

マリオ

がさがさ、外で誰かがなにかをしている音がする。ベランダからも、それから台所の窓からも。しかも、すぐ近くで。思わず、目をむけてしまうのがくやしい。私はかなりの恐がりだけど、これはちゃんと何かを分かっているから大丈夫。私たちのおうちは今、外壁…

主人がご機嫌

「ちょっとおやつ、食べるひと。。」 光る画面に目を向けたまま、にっこり手をあげる主人をみて、私はわくわくチョコレートの用意をする。食後に少しお仕事をしていたら、とつぜん、食べたくなったの。テレビの中では、長いこと選手を続けているサッカー選手…

料理について

最近、お料理が楽しいの。昨日はうんと丁寧にだしをとって一つずつ別で下茹でしたおでんといろいろ、今日は根菜たっぷりの豚汁と、茄子をちょっと甘辛く炊いたもの、人参とトマトのマリネ、ほうれん草の梅和え、もやしの胡麻和え、それに大根の葉とお肉を醤…

キルトのカーテン

ガシャ、ガンガンガン、ドーン!! 大きな音で目が覚めた。不穏な気配。厚手のくつしたを急いではいて、窓の外をのぞく。作業の服をきてヘルメットをかぶったお兄さんが沢山、集まっている。空き地にはトラックが荷物を載せている。 (たいへんだ)その場で…

年越し

ふたりでお蕎麦を食べて、おせちをつまんでいる間にゆく年来る年が始まって、みるみるうちに年が明けた。いままでは年末ぎりぎりまでやることが沢山で、飛び込むみたいに除夜の鐘を聞いていたのに、今年は初めてあまりにゆっくりした時間を過ごしたから、こ…

師走

少し重たい雲の向こうから、薄く陽がさしたり、冷たそうな風が駆けぬけていくのを見ている。昨日、なんとか年賀状を書き終えて、投函してきました。25日までに大方出したのだけど、間に合わなかった数枚をポストにいれたの。細かな雨が降る静かな夜に、小…

クリスマスのはなし

ちょっと機嫌が悪かった。今年中にやらなくてはいけない事がいくつも残っているし、なのにやりたいことも沢山ある。更にきのうの仕事の反省点を思い返していたら、いくつも浮かんできて、いらいらした。主人にいいつける。 「あれは、もっとこうしたらいいと…

ふたり

お湯の中で体がゆるゆるほどけていくのを幸せに感じていたら、主人が帰ってきた。 「お帰りなさい、いまお風呂なの」 「ただいま」 「気持ちいいよ、あとで入ってね」 「うん」 自分の声がお風呂場でふわんふわん響く。ぱちゃぱちゃ、手をぐーぱーしてみたり…

おべんとう箱

「おべんとう箱が、いるんだけど」 主人がひと月くらい前に、言いました。仕事が少し立て込んできて、これからは午前中から出掛けることもあるからお昼を持って行きたい、とそういえば聞いていたのだけど。。私もすぐ選んできたら良かったのに、例によって、…

電気ストーブ

ゆうべ、ストーブを出しました。 それは2年前に買ったものでした。小さくてちょっとチープな感じが気にいって、使い勝手も良さそうだったし足元に置くのにいいな、と思って買ってもらいました。 でも当時、主人が10年前から使っている味のあるハロゲンヒー…

いつものリズム

遊んだりお家のことをしたりしていたら、気が付いたら2時を回っていた。 「おなかが空いたね。」 口に出したらとてもひもじくなってきた。 何を食べよう、何がいい?と聞いたら、いつも通り何でもいいというので食料庫に急いだ。確か美味しいイタリアのセモ…

足湯のススメ

きゅうくつな気がして、寒がりのくせにしょっちゅう裸足になっちゃう。これは子どもの頃からの癖なの。足を冷やしてはよくないと知ってはいるから、レッグウォーマーをしたり、もこもこの靴下を履いたりするけれど、ついついぬいじゃう。。 エネルギーが溜ま…

冬が来てしまった

京都では、黄色い銀杏の落ち葉よりも真っ赤な紅葉がずっと多い気がする。駅への道を歩くときも、ほうきを動かして美しい赤を道の脇に集めている人を目にしました。私もつい何枚か拾って手帳にはさんでしまうけれど、帰って見てみるとちょっと違う。特に雨上…

トレンディードラマ

私たちはあまりテレビを見ないから、何かを見るときは、その上映されるものに合うと思われるお菓子や飲みものをちゃんと並べて準備する。 今回は、主人が前々からもう一度見てみたかったトレンディードラマを見よう、と言い出して沢山借りてきた。私はトレン…

広告チラシ

京都には美しい洋館がたくさんあって、中はどんなだろうと扉を開けたところを想像することがよくあります。これが自分のものじゃないなんて悔しいくらいに素敵だと思うの。しょっちゅう。 不動産情報のチラシが大好きで、ポストに入っていたら大事に広げて隅…

スプーン

どこを探しても、スプーンが見つからない。 わが家のカトラリーは以下のとおり。スプーンは大きいのが3本、ナイフが3本、フォークが4本、小さいフォークが3本、小さいスプーンが5本。この小さいスプーンが、迷子なの。 以前にもいなくなってしまって、…

晴れのち頭痛 ・・・のち日常

木漏れ陽が描く複雑な模様の上をてくてく歩いた。足元でススキが小さなトンネルを作っている。少し先で、小さな小さな女の子が、落ち葉をたくさん、集めてショルダーバッグに入れていく。それは押し込むさきから溢れてしまっているけれど、彼女は気付かず、…

秋支度

夏がとても暑かったから、涼しくなるのがずっと待ち遠しかった。でも、今週のお題「秋の準備」を見たら突然、濃く淹れたダージリンに砂糖をたくさんいれた、レモンティが飲みたいな、と思いました。甘くて少し苦くて、カップの白とあのきっぱりした茶色は、…

台風

ぴんぴろりん!ぴんぴろりん! かなりの大きい音でした。地震だ!ぱっと起きました。ちがう。 「大雨警報だって」 「あらあら」 雨と風が外を駆け回っています。どんどん、と窓に体当たりしてくる。遠くでびゅう・・と渦をまいて、ごおっとぶつかる用意をし…

手あて

全然覚えはないのに、よく小さな怪我をします。気がついたら、右手の甲に3ヶ所、左手に1ヶ所、小さな傷があった。いつの間にか、すったりぶつけたり、したみたい。 主人はとても用心深い。石橋を叩いて渡る、という言葉があるけれど、石橋を叩いてもきっと…

パジャマ日和

今日は一歩も、お外へ出ませんでした。 起きたときに、決めたのです。しばらく続けてご用事だったし、今日は許されるはず。一日パジャマで過ごしたい。いや、そんな細かいことでもなく、つまりはただ、ここに居たかったの。 主人を見送ったあと、まず掃除機…

めがねはどこに

人生を振り返る時が来たら、まるまる一週間分くらいは、めがねを探していたことになるんじゃないかしら。 いつも、なくなる。 普段はコンタクトを使っています。めがねをして外を歩くと酔ってしまうの。それに漫画みたいな顔になるし・・そういうわけで、お…

あるものとないもの

シャワーを浴びて出てきたら、部屋が黄金色に光っていました。 ラジオが鳴っていて、それは知らない言葉を連ねて柔らかに歌っていました。溜まっていたお洗濯ができたし、ちゃんと晩ごはん用の野菜もお肉も冷蔵庫にある。私が読む本もあるし、全部あるけど今…

おしりがつめたい。

昨日の夜は涼しくて、キルトを三枚も重ねて、長袖のパジャマを出してきました。主人と一緒に借りてきた映画を見て、本をながめているうちに2時くらいに眠りました。 そして起きたらなんと夕方だったの。 4時前。これにはびっくり!!ときどきやってしまう…

夕日

夕方、ものすごい暑さの中、糺の森の古本市ののぼりを横目で見ながら帰ってきました。昨日の陶器まつりは偶然見つけたのだけど、古本市はずっと前から行くと決めていたの。 う〜ん、楽しみ!早く行きたいなぁ!!(ちなみに今日から16日までやっています) …

ruru on the roof

うんとお寝坊して、主人に作ってもらった冷やし中華を食べました。 そうだ、昨日ブログを作ったんだった、あれは夢だったのではないかしらと見てみたら、ちゃんとありました。すごい! 大体、はしごがあったら行き止まりまでどんどん登ってしまうところがあ…