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ruru on the roof

大好きな絵と絵本と、日々のこと・・

やさしいライオンの子守唄

小さいときに読んでいた絵本の話を主人のお母様としていたら、 「うちにも一冊だけ、残ってるで。」 と言う。あとのは引越しで行方不明になってしまったけれど、一冊だけ残ってるそう。 「見たい!」 と言うと、奥の部屋から持ってきてくれた。主人の弟さん…

あらしの日に

外では風がうなりをあげている。完全にしめてしまっては息苦しいから、ほんのちょっと、開けた窓の隙間から鋭い風がカーテンを高くめくり上げる。窓ぎわでは、避難させた花たちが並んで、ちょっと温室みたいなの。 台風で急きょ、お休みができた。ひととおり…

月夜の冒険

たくさん重ね着をしているし、ちっとも寒くない。重さも感じないくらいの柔らかな雪、こんな景色は京都にくるまで見たことが無かった。視線を近くにしたり遠くにしたりして楽しみながら駅に降りたら、ちょうど電車が着いたところだった。 夕方から読みはじめ…

クリスマスの絵本の王様

気がついたら、私の本棚にはクリスマスの絵本がたくさん揃っていた。クリスマスには絵本をプレゼントすることが多いからか、本屋さんでも美しい画集や絵本のコーナーをよく見かける。端正な仕掛け絵本や、豪華な装丁の本も数多く並んでいるけれど、私はクリ…

台湾の絵本

台北の本屋さんで、絵本を見に行きました。誠品書店という名前で大きなデパートのようになっていて、文房具や洋書や、CD売り場やカフェやおもちゃや、工作も楽しめるスペースがあったりして、色々な楽しいものが入った素敵な場所でした。 美術の本や雑誌をわ…

あめがふるとき ちょうちょうはどこへ

ぬるくなってしまったコーヒーを温めようと立ち上がったら、パタパタ音がして、雨がはじまるところでした。レンジのボタンを押し、窓際に腰掛けて外を見ていたら子どもがわあわあ言いながら駆け抜けて行った。それはたちまち勢いを増して、どしゃぶりにかわ…

二重奏

数年前のこんな静かな秋の日、立ち寄った古本屋さんで見つけた絵本。その場でしゃがんで、すっかり読み終えてしまいました。 その絵本は、子どもが開くのにちょうどいいサイズで、秋の気配に満ち満ちている。とりたてて特別なストーリーというわけではないの…

弟にチョコレート

私は我慢ができないたちだけど、主人はたいへん、辛抱強い。その様子は、よーく訓練されたシェパードのよう。待て、と言われたらずっと待っていられる。私はそう言われたら余計に待ちたくなくなるから、主人のペイシェントな様子に頭が下がる。 このチョコレ…

ゲルランゲはすばらしい

注文していた本が続々届いて、その度にわくわく開けて、これは私の、これは僕の、とふたりで分けていく。本棚がぱんぱんで置き場に困っているのだけど、嬉しくて仕方ないの。同じ時期に注文した本は、世界が似ていて一緒に並べると余計に美しい気がする。し…

きゅうくつ

きゅうくつは嫌い。 たとえば押し入れの中とかトンネルとか、窓のない天井の低いところにいると、まず首がこってくる。パキパキ、回したくなる。それも出来ない時はもう気も狂わんばかりになって、肩を回したり、見ないようにしたり、します。 10年くらい前…

こっそりと。

昔、弟が借りてきたMr.ビーンの映画を母とみたときに、あんまりこわくって早送りしてしまったことがありました。だってMr.ビーンったら、こっそり名画を消してしまったり、ガムでつけようとしたり、破いたり、あんまりドキドキすることが続くんですもの!! …

夏が終わるまえに

なかなか一番好きな絵本、をひとつに決めることは難しいと思う。シチュエーションによっても違うし、季節によっても、天気によってもちょっとずつ違う。それに、絵が好き、とかお話が好き、とか主人公の性格が好き、とかいろいろあると思うの。 私はあんまり…

The Gingerbread man

5歳から7歳まで、父の仕事の都合でニューヨークのブロンクスに住んでいました。私はもともとかなりの楽天家なのだけど、最初はまったく言葉が分からなくてこれはたいへん、と思いました。 最初から現地校に通うことになり、母が渡してくれたのはノートとペ…