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ruru on the roof

大好きな絵と絵本と、日々のこと・・

京都は自然がいっぱい

 ぴかぴかのお天気のなかを朝、地下鉄に乗っておでかけしました。

駅までは少し歩きます。まいにち電車に乗るわけではないけれど、日傘をさして、川を眺めたり葉っぱをみたりしながら進むこの時間は、考えごとをしたり、お話を思いついたりする大事な時間です。

 京都に引越してきたのは去年の秋。それまでは東京にいたので、田んぼに水がはってカエルが鳴いたり、空が鏡のように映るのをみたことがなくって、未だにこの贅沢に慣れずに見るたびうっとりするのです。

 

 このあいだ、鴨をみました。

水辺で、ではありません。住宅街で。ふつうの、コンクリートの、地面です。主人と、ふと角を曲がったらまるで猫みたいに自然に、鴨がいたのでたいへん驚きました。しかもピイピイ鳴くのです。あひるに似ているぞ、と私は思いました。decoy(デコイ)といって、本物そっくりの鳥をかたどった人形があるのですが、それとまったく同じだ、と息を飲みました。

「行こう」

主人が言うので、私はとてもつまらなかった。少しだけ触ってみたかったし、何しろ可愛いのです。はぐれたのかな、川に連れてってあげたいな、と思ったけれど、お家がわかりません。約束もあったのでそのまま後にしました。

 

川では鴨も時々見かけますが、よく出会うのは白い大きな鳥です。私が歩く速度とおなじくらいゆっくり、長い足を優雅に動かしているのはとてもきれい。まるでマイセンの陶器みたいだ、と思うのです。

いつもこんな風に、景色やそれぞれの季節の気配なんかをうっとり感じているつもりなのに、同時に頭の中では今からの仕事のことや、晩ご飯のことや、そうだ牛乳買って帰ろうとか、そういえば鍵はしめたかしらとか、色んなことがあれこれと、訳がわからなくなるばかりなの。。でも今日もきれいだったな。

 

毎日がそんな風にどんどん過ぎていくの。そう、明日までに見なくちゃいけない映画があと一本、のこっているんだ。毎回あとで困ると分かっているのに、お店に行ったら借りてしまうの。こまったな。今日はもう、ちょっと眠たいんだけど。。

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