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ruru on the roof

大好きな絵と絵本と、日々のこと・・

雨やどり

お出かけ

日傘を救出したら、雨が降ってきました。

サーッとレースのカーテンが降りるように。空が鋭く光って、みるみる大粒の雨が窓のそとに吹きつけます。あーあ。これはたいへん。傘を忘れたんだもの。日傘はあるのだけど。

おうおうにして、似ているけれど、とても大事だけど、今は使えないもの、というものが世の中にはたくさんあります。たとえば美味しいミルクティーを淹れようと思っても、急須しかなかったらがまんするでしょう?砂浜で、サンダルは履いてもスリッパは履かないでしょう?それみたいに、いま私はちゃんと傘をもっているけれど、多分ほかの人はそれをさせばいいのにと思うだろうけれど、それはできないの。だって麻でできた、日傘だからね。

 

ふと気付いたのだけど、夜になるのが早くなった気がします。だいたい同じ時間に外を歩くことがあるのでわかるのです。このあいだまで7時でも大分明るかったけれど、今日は、足もとの影が見えにくいの。

 

そんな訳で、寺町通りのアーケードをのんびり、のんびり、画廊のポスターやお知らせを柵越しに隅々まで読んだり、お寺の立て札をにらめっこしながら読んだり、よっぱらいのおじさんを観察したりしながら、ゆっくり雨やどりをしました。

 

主人と優しい友人がいつも通り救出しにきてくれたときには、もう雨はあがっていました。しっとりした夜、黄色い光が揺れて、何だかとてもきれいでした。

 

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