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ruru on the roof

大好きな絵と絵本と、日々のこと・・

台風

ぴんぴろりん!ぴんぴろりん!

かなりの大きい音でした。地震だ!ぱっと起きました。ちがう。

「大雨警報だって」

「あらあら」

雨と風が外を駆け回っています。どんどん、と窓に体当たりしてくる。遠くでびゅう・・と渦をまいて、ごおっとぶつかる用意をしてくるよう。

ぴんぴろりん!ぴんぴろりん!!

それでも眠ろうとしていたら、もう一度音が鳴りました。ばたん!玄関でなにか嫌な音がします。ああ、玄関口のワイルドストロベリーを入れるのを忘れていた。えいっと起き上がって、外に向かいます。風が向こうから押してきて、扉が重たい。おとなりさんの傘が転んでいます。まだ暗い空のほうから凄い風が吹いてきて、逃げるようにびしょぬれの鉢植えと表札を抱えて戻りました。

「そと、すごいよ。」

タオルで足元をふきながら部屋に入ると、主人がニュースをつけていました。

「うん、特別警報と、避難勧告が出ているみたい。大丈夫かなあ」

ばん、と窓が鳴りました。ふたりで顔を見合わせます。割れるかもしれない。。でも、雨戸を閉じるには一回窓を開けて、外に出なくちゃいけない。この乾いた温かい状態がめちゃくちゃになるのが嫌で、大丈夫よ、きっと。カーテンもあるし。そうもごもご言っているうちに、私は眠ってしまいました。

 

夢の中で、とっても面白い本を二冊別々で読んでいて、でも実はその本は同じことを伝えたい本だったんだ、ということに気付いたり、大きなプールに潜って遊んでいるあいだにいつの間にか長く息を止めることが出来るようになった!!とか体験している間に、綺麗な日射しが窓からのぞいていました。携帯電話を見ると、たくさんの着信とメールが入っている。私にはまだプールの青が見えているのに、ゆっくりゆっくり外の音が聞こえてくる。主人が淹れてくれていたコーヒーの香りが、部屋いっぱいに広がっていました。

 

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ちなみに写真は、今年の2月の台風でみんなを避難させたときの模様。昨晩はもっと迫力が凄くて、写真を撮りそびれてしまったの。