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ruru on the roof

大好きな絵と絵本と、日々のこと・・

海外からのお客さま、帰る

雲ひとつない甘やかな青い空でした。

今日は、遠足の日。京都に来てから出会ったおばあさまが、そのお友達と英語を勉強中と聞いて、海外からのお客さまを引き合わせることになったのです。7人(うち2人はドイツ人とオーストラリア人!)で伏見の酒蔵を見学し、二条城を巡り、そして先斗町でごはんを食べました。ちなみに40歳以上年上の、皆さんの平均年齢は70歳。5人のおじいさま、おばあさま達は、「初めて異人さんとお話しました!」(全員が初めてでした!)「あんまり英語が上手で意味が分からなかったけど楽しかった!」(だって外人だもの・・)「やっぱり、えらい大きいんやね。カーネルサンダーさんと一緒やねぇ。」など、色んな感想をつぶやきながら笑顔で帰って行かれました。

一方私は、三日間英語を久しぶりに使い続けていたので、明日の飛行機の手配をお手伝いして、帰り道ひとりになってからも、頭がちょっと混乱していました。

 

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海外の方とお話するときはよけいに、自分が何が好きでどんなことをしてきたか、一つ一つの事象についてどう感じてどうアクションを起こそうと思っているか、よく考えます。私の英語は子どもの頃でぴたりと成長が止まっているので、難しいことはお話できません。拙い言葉を駆使して伝えようとするさまは、まるでトランプの手札を一枚ずつ並べていくような気持ちになります。

たとえば主人と月を眺めていたら、その首の角度やその周りの空気で(ああ、気持ち良さそうだ)とか、(考えごとが膨らんでいるのかな)とか、感じる。けれど、英語で考えていると、何だか物事の輪郭がはっきりしてくる気がする。帰り道、眩しい月だったの。「みて、きれいね!」と声をかけたら、おじいさまたちはこう言った。

「これは、80%の月だね」

「いや、75%のはずだ。次の満月はたしか、二日後だ」

思わず目が丸くなってしまいました。

 

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小さいころから色んな国を見て、幅広い年代の方とおつきあいさせて頂き、(お引越のとても多い実家だったので)沢山のお家に住んだけれど、京都にきて落ち着いて暮らしてみて初めて、自分の居場所が出来た気がします。

だから明日から日曜まで、ご用事で東京に行くのがちょっと気が重い。友人や家族に会えるのはとても楽しみだし嬉しいけれど、沢山の人ごみに泣きそうにくたびれるのは目に見えているし、とてもうるさいのも分かっている。でも何より、主人とおうちと離れてしまうのはとても辛い。まるで充電が切れた電話のように、だんだんくたびれて電池がなくなってしまうような気持ちになるの。。

帰って来たらまず、葉書の整理をしようと思う。それから秋のお手紙を書こう。次にパソコンを開くのは日曜日。ちょっとちょっと帰ってからの楽しみをお部屋に用意して、短い旅に出ようと思います。