ruru on the roof

大好きな絵と絵本と、日々のこと・・

執念

ぎりぎりまでお家にいたかったけど、どうしても寄りたい場所があって珍しく頑張った。丸ノ内のブリヂストン美術館で、マティスが私を待っている。待ってて、アンリ!!

東京駅が近づいて、新幹線の窓から高い建物の合間に見える空を眺めていました。目まぐるしく景色が流れて、人が小さく見えはじめます。何度も何度も使っているのに分からなくなって駅員さんに聞きながら、八重洲中央口を抜けて美術館へ向かいました。


東京に着いた18日がこの、「色を見る、色を楽しむ」展の最終日でした。チケットを見せてエレベータで展示会に向かいます。思ったよりもずっと空いていて、中は変わらず静かでほっとします。味方や古い友だちに会う気分で一枚一枚、じっくり見ていきました。

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Paul Cezanne,  'Mont Sainte-Victoire and Chateau Noir'  1904-06

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Henri Matisse ,' Jazz : The knife thrower'  1947

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Henri de Toulouse- Lautrec 'In the Wings at the Circus' 1887

 

驚きました。ルノワールセザンヌ、モネ、スーラ、シャガールロートレック・・・収蔵品が展示されていて、傑作が、沢山なの。大好きなボナールの小品とは手をつなぎたくなる親しさで、ピカソのまろやかな重みと質感、ブルーによりかかりたくなり、ルオーの真摯な説得力に圧倒され、マティスの華やかさと洒脱なセンスに、まるでお部屋に招かれている気分になりながら、全ての展示室をまわりました。もう一度、見たい絵をじ・・・となぞって、さらにもう一度、閉館の音楽に慌てながら、みんなにご挨拶するようにぐるりと回ってから、ポストカードを選んで、走って、びっしり詰まった予定のひとつ目に向かいました。

 

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Georges Rouauit 'La Crist Banlieue' 1920-24