ruru on the roof

大好きな絵と絵本と、日々のこと・・

注文

今年もクリスマスの注文がきた。私の絵を気に入ってくれているお店の人が毎年、クリスマスカードを依頼してくれる。去年まではどうしても気がむかなくて、描けずにむりやり何とか渡していたけれど、今回からこそは描けそうな気がするの。

 

描きたくなる気持ちとタイミングが揃うまで、なかなか何もできない。種を蒔いて、それが芽を出して花をつけるまで、どれくらいかかるか、まだ分からない。1日で実をつけるところまで成長する種もあるし、何年もかかる場合もある。収穫できる時も私は気まぐれで、今年はちょっと早いけれど準備をしよう、と思いました。

 

そういった訳で、まずは気持ちをクリスマスにするために、ビデオ屋さんで映画をたくさん、借りてきた。今日は、「34丁目の奇跡」のオリジナルとリメイク版を続けて、それから、「サンタクローズ2」を観ました。頭の中はジングルベルでいっぱい!!
「サンタクローズ2」も面白かったけど、今日見た中では、オリジナルの「34丁目の奇跡」がダントツで好き。クラシックなアメリカの白黒映画なのだけど、わぁっと引き込まれて、うっとり見ました。

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唐突に後ろ姿から始まるのだけど、正面に回って彼を見た途端、わぁ、サンタだ!とわかるの。ついて行きたくなる。オランダの少女と歌うシーンや、おしゃまなスージーと仲良く喋ったり踊ったりする姿には自然に手を叩きたくなるし、嫌な精神科医にいじめられるときは本当に悔しくなった。クライマックスに裁判に話がいくのは、アメリカ映画の王道と思ったけれど、見えないことや信じることこそが、という一筋のメッセージが貫かれてて、凄く良かった。街並みもデパートも完璧だった。俳優さんたちはどの人もコリー犬みたいに品があって、絵の中みたいに姿が美しくて格好良かった。

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興奮冷めやらぬ中、すぐにリメイク版をデッキにいれて、1分もしない間に、これは違う、と思った。色がついてるのが逆に不自然に感じられる。騒がしくてちゃらちゃらしていて、時代の流れは仕方ないにしても、セリフの感じも全然ちがう。。見ているうちに、こんなんじゃない!とこめかみにギュッと力が入ってきたくらい。本当にガッカリしてしまいました。

明日はもう一回、スケッチブックをひろげてオリジナルの「34丁目の奇跡」を見ようと思います。さっきからずっと、耳の奥で鈴の音がシャンシャン聴こえている気がする。。。