ruru on the roof

大好きな絵と絵本と、日々のこと・・

なんだろう?

仕事先の窓から、太鼓の音が聞こえてきた。

ぽこぽこ、なかなかいいリズム。お祭りかな、そう思った。聞いていて楽しくなるような少し乾いた小気味いい音が、山と透きとおるような青い空に吸い込まれていく。

 

京都にいたら、色んなところで色んなお寺や神社が、お祭りや神事をしていたりするのをよく見かける。それぞれ独特なルールで、大人の集団が難しい顔をして並んでいたり、和やかに話をしたり踊ったりしているのをそっと眺めていると、ずーっと前の人たちも同じことをしていたんだろうな、と思う。更に3人いても腕が回らなそうな大きな樹木が揺れて、さざ波みたいな話し声が空気に溶けはじめると、昔の人もきっと今、一緒に参加しているんだろうな、とすとん、と腑におちるの。

でもお祭りにしては、人の気配があんまりしないなぁ。。

なんだろう?ふと、窓をのぞいてみたら、びっくり。向かいの民家の玄関先で、おじいさんが椅子に座り、7歳くらいの男の子がノリノリで、ひとり太鼓を叩いていた。アフリカの草原で聞こえてきそうな素晴らしいビート!!音はずっと楽しいリズムで鳴り続けている。しばらく信じられない思いで見ていたけれど、また作業をはじめて、気がついたら音は止んでいた。主人に、

「見て!」

と言ったのに、そのときにはもう誰も、いなかった。音が鳴っていたのは聞こえていたけれど、と主人は言う。

「また、君にだけ見えたんじゃないの」

変わったものばかり見るから、そういってからかわれるのが、少し くやしい。。ちゃんと、いたのに。。

 

「これ、なんだと思う?」

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主人が、不思議なものを4つ、シンクに並べた。透明で、プラスチックみたいで、繊細な気がする。先がピンと、尖っている。

「触っていい?」

「もちろん」

ガラスじゃなかった。なんだろう?何かの部品かな?とんぼの羽根みたいだけど、ちがうよね。。

「烏賊の、骨だよ」

いる?と聞くので、ちょっと置いておいて、とお願いしました。何だか綺麗で、捨てるのが勿体ない気がしたの。晩ご飯のあと、主人がさばいてくれた烏賊を、網で弱火で焼いて、しゅわしゅわと一緒に頂きました。

しばらく見ていたけれど、烏賊の骨はごみ箱にいれました。ああ美味しかった!!