ruru on the roof

大好きな絵と絵本と、日々のこと・・

電気ストーブ

ゆうべ、ストーブを出しました。

それは2年前に買ったものでした。小さくてちょっとチープな感じが気にいって、使い勝手も良さそうだったし足元に置くのにいいな、と思って買ってもらいました。

でも当時、主人が10年前から使っている味のあるハロゲンヒーターがあったし、小さいお部屋で、だいたい私たちはいつも電気絨毯の上にいたから出番がなかった。それでお引越もして、去年はまだとてもそんな新しい仲間を出す気になれなくて、ずっと押し入れにいました。

 

「あれ、部屋に置いたら?」

主人がご飯を食べて片付けものをしながら言った。すぐにピンときた。

「絵描くとき、足元が冷えるでしょ」

わあい、わあい。私もぴったりだとちょっと思ってたんだ。ひととおり喜んでから出してきて、ビニール袋をはずし、説明書を投げ捨てて、お部屋に運びました。つけないの?と主人が言ったけれど、今日は飾るだけ。まずはお部屋になじませなくちゃね!!と答えた。柔らかな緑が可愛らしい。これなら場所をとらないし、足も温かい。色々ちょうどいいぞ、これでこの冬が越せる、これからずっとつき合っていくのね、とたいへん満足して眠りにつきました。

 

今日はお家でたくさんご用事だった。パソコンに向かってかちゃかちゃしたり電話をしていたら、自分の仕事の合間に毛布をくれたり、温かく場所を整えてくれていた主人が、小さいストーブを運んできた。

「これ、つけようよ。」

「わあ!!いよいよね」

コンセントを差し込んで、スイッチを入れた。ぼう、っと温かいひかりが点った。おもちゃみたいだけれど、今は借り住まいだし自分にはそれくらいでちょうどいい。ちゃんと温かいね、とか、サイズが小さくてなかなかいいね、とか話していたら、

「壊れた。」

「えっ?」

スイッチを入れて、5分も経ってなかった。

振り返って見たら消えていた。

「・・なに?」

「急に温度があがったからかな。もう一度つけてみよう」

ちょっと緊張して、主人がスイッチを触るのをみていた。なかなかつかなかったけれど、もう一度温かい光がさしたから、ほっとした。

「良かった。・・・・あ。」

電気が消えた。

主人が確かめる。嫌なことになった。

「あら。。これ、だめだ。中が割れて溶けてるよ。」

私は一瞬できゅうくつになってうんざりした。ふつうなら新品だし保証書をもってお店に持って行くと思うけれど、買ったのは2年前だし、だいたい関東のお店だから連絡するのもいちいち面倒くさい。。

「捨てよう」と、主人が珍しくすぐに言った。ふたりでしばらく無言でストーブを見つめた。一瞬で、色を迷いながら少し調子に乗って買った夕方のことが浮かんだ。丁寧に梱包して、いつか使おうと大事にしまっていた。京都に移住して、今の今まで押し入れを占拠してたあのスペースのことが頭をよぎった。楽しみに出してきて並べたゆうべのことも思い出した。でもその一方で、粗大ごみの券が残っていた(京都市では、お店でサイズに応じたごみ処理券を買って、連絡して回収してもらうの)ことを計算していた。でも、あんまりのことで何も言えなかった。

 

主人は、私があんまりショックを受けたとおもったらしく、仕方ないよ、となぐさめてくれた。いずれまた、ちょうどのストーブを探そうよ、と言ってくれたので早速、あれかあれがいいな、とあたまの中で思い浮かべた。それがお部屋に置かれたところを考えたらその方がずっといい、と思った。そうなったらもう、新品なのに動きもしないストーブもどきがじゃまでじゃまで仕方がなくなったのですぐに、持って行ってくれるところに電話しました。回収はあさって来てくれます。ばいばい!!

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