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ruru on the roof

大好きな絵と絵本と、日々のこと・・

気が向くとき

お出かけ

遠くで小さく光る星たちのうち、とりわけ明るいひとつから目が離せなくて、ゆっくりゆっくり歩いた。

今日ははじめから、いろいろと気が向かなかった。朝まで主人とおばかな動画や可愛い動物の動画をみて遊んだから、昼に起きても眠たかったし、ごねたかった。夕方から四条烏丸で打ち合わせがある。自分で決めたことなのに、億劫で仕方がない。

そんな私を主人が笑う。

「いつもいつも、よく飽きないね」

「だって、気が向かないんだもん」

「なにもしなかったらいいのに。どんどん予定をいれるんだもの。」

だって、そのときはそうしたかったんだもの、とむにゃむにゃ言いながら、まったくその通りだと思うから、くやしい。

同じ時間なら、朝に起きて遊ぼうと思う。確かにそうできてた時もあった。でも毎日、夜ご飯を食べたあとは何でか時間が贅沢にある気持ちになっている。それで気が付くと3時や4時になっている。おかしい。。

 

「じゃあ、僕は行ってくるね」

遅いお昼ご飯を食べたあと、主人は友人と、仕事に出掛けて行った。私は今日は場所が違うから別で行くの。

花の植え替えをちょっとした。絵の具を並べ替えた。時間が近づいてきたけれど、やっぱり気が向かない。寒いし、何だか眠たいし、お部屋の中は温かくて部屋着もせっかくもこもこ気持ちいいのに、ぴしっとシャワーを浴びて着替えてコンタクトレンズを入れて出掛けるなんて、今日はいや。嫌なの。掃除機をかけることにした。

いよいよ着替えなくてはいけない時間になったけど、私はまだ寝ぐせのまんまでした。困った。。でも仕方ない。意を決して、支度を始めました。

それでももう、遅いことは分かっていた。先方に電話しました。ごめんなさい。。15分遅れますと言おう、受話器をぎゅっと持っていたら、留守番電話になってしまった。

どうしてこんなに気が向かないのかしら。よく考えたら、チョコレートが食べたい気がした。それでおやつ箱から出してかじったけれど、いつもの美味しいのじゃなくてほろ苦い味だったので益々ちがーう、とむにゃむにゃした気持ちになってきました。

それでもとりあえず用意が出来て、バックの中を確認していたら、電話がかかってきました。慌てて出ると、お約束をしている女性でした。

彼女はなんと!打ち合わせが長引いてしまって、日を改めて貰えないでしょうか、ととても申し訳なさそうに言いました。そのときの私はきっと、まんがみたいな顔をしていたに違いありません。一気に嬉しくなって、それからその人のことがとても好きになってしまった。次の約束の日取りを決めながら、私はコートを羽織ったままでさっそくコーヒーを温めました。

 

結局、1時間くらい余裕ができた。機嫌がうーんとよくなったので、自分のペースで出発して、元気に仕事をしました。帰り道、三条大橋を渡りながら鴨川の上で光が優しく揺れていました。しばらく眺めていたら、今日が無事終わったことの幸せがふんわりほどけたようでした。

色んな人が繁華街のある西の方へ向かって歩いていた。私は、主人たちが待ってくれている東にゆっくり足を進めました。

今日はとっても寒かった。頬が冷たくて、もうすぐ12月だなと思った。すこし早足でいつもの待ち合わせの場所へと向かいました。

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