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ruru on the roof

大好きな絵と絵本と、日々のこと・・

年越し

ふたりでお蕎麦を食べて、おせちをつまんでいる間にゆく年来る年が始まって、みるみるうちに年が明けた。いままでは年末ぎりぎりまでやることが沢山で、飛び込むみたいに除夜の鐘を聞いていたのに、今年は初めてあまりにゆっくりした時間を過ごしたから、これで本当にいいのかしらと、ちょっと不安な気持ちになったほどでした。

 

結婚してから毎年、ささやかなおせちを作ります。元旦までふたりで過ごして、2日から主人の実家で過ごすので、おせちを頂くのは31日の晩ご飯と元旦の夜になりました。f:id:rumir:20131231222040j:plain

最初はうーんと時間がかかったけれど、去年くらいから30日からコトコトおせちを作り始めてちゃんと出来上がるようになった。毎日包丁をにぎってお料理を楽しんでいるけれど、一年に一度おせちを作る時はやっぱり特別。主人以外、誰に見せるわけでもなしに(去年から友人夫婦が食べに来てくれるようになったのだけど!)していることだけど、たとえば紅白なますの味が絶妙だったり、黒豆が上手に炊けたり、そして選んで買って来た食材を無駄にしないで出来上がると、とっても嬉しいの。毎年ちょっとずつ、レパートリーを増やしている。主人の顔をじーっと見て、これは好きそうだとか、これはどうかな?と確認してメニューを入れ替えている。

「たたきごぼう、どうかしら?」

「うん」

「かずのこ、上手に漬かった気がするのだけど、どうかな」

「うん」

「美味しい?」

「うん」

私の父は「天才!これも最高に美味しいね」とか、「この色合いがいいねえ」などと、褒め言葉を常に浴びせる人で、私はそれを見て大きくなったので主人のような言動が未だにとても新鮮で面白い。つい、何かそういうことを聞きたくなってしまうの。。

本当はこれに美味しい日本酒を頂きたいのだけど、私はお酒が呑めないので綺麗な器にコーラを用意する。これで良し。並べて、食べて、あっという間に片付けると、まるでおままごとみたいだ、と思う。それからゆっくりお茶を淹れて、音楽を聞いたり、ニュースを眺めたりする。古い手帳を引き出しにしまって、明日のお雑煮の支度をする。主人は討論番組を見ている傍らで、私は寝床の準備をする。2014年が始まった。