読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ruru on the roof

大好きな絵と絵本と、日々のこと・・

料理について

最近、お料理が楽しいの。昨日はうんと丁寧にだしをとって一つずつ別で下茹でしたおでんといろいろ、今日は根菜たっぷりの豚汁と、茄子をちょっと甘辛く炊いたもの、人参とトマトのマリネ、ほうれん草の梅和え、もやしの胡麻和え、それに大根の葉とお肉を醤油で味付けしたものを ご飯に乗せて頂いた。ちょっと美味しそうでしょ!

主人がちょっと忙しくなって私より早く出掛ける日が増えてきた。絵を描いたり、片付けものをしたりしても、主人と一緒だとお喋りしたり、遊んだりしてゆっくりするのだけど、ひとりだと手早く終わってしまう。今までは夜に一緒に帰ってきてからご飯を作っていたけれど、お腹がぺこぺこで帰ってくる主人と早くごはんを食べたいな、と思って時間を夕方に変更することにした。

それで、前より すこし時間の余裕ができて、ちょっと手のかかる料理を作っていた。そうしたら、数日前、ご飯を食べ終えた主人がにっこり笑って言った。

「最近、とくにごはんの時間が楽しみなんだ」

わあ!!

長いこと主人と一緒にいるけれど、あんまりこういうことを言わない主人のこの一言に、とっても嬉しくてスイッチが入った。よーし、もっと美味しくつくるぞ!!

 

はりきって、近くのお店に野菜を選びに行く。ここのお店の野菜はどれもつやつやしていて、色が元気なので見ていると、とてもわくわくするの。へたのあたりまでピン、と尖ったピーマンや、ピーターラビットがかじりそうな人参、先の方がほんのりピンク色のほうれん草。京都にきて初めてみた京菜というものたち。ひとつひとつ、ちゃんと選んでカゴにいれていく。かごはどんどんいっぱいになるけれど、牛乳も豆腐も油揚げも必要だし、ヨーグルトもいる。ぴかぴかのお魚も今日はいいものを見つけた。。重たいふくろを抱えてよろよろ帰る。

「材料が良ければ、絶対美味しいのよ」

とお母様は以前言っていた。ごぼうを包丁の背中でごりごりしながら皮をとっていく。みるみる台所にいい香りが広がった。ごぼうはごぼうの、人参は人参のにおいがすることを幸せに感じていたら、金色の光の中でコトコトと野菜を切ったり洗ったりすることにとても集中した。お米をといで、一旦ざるにあけて、それから炊くと美味しいらしい。前に本で読んだようにしてみる。私はもともと面倒くさがりでおおざっぱなのだけど、ひとつひとつを丁寧にしてみると、味が変わることがよく分かった。

 

結婚するまで、料理をしたことがありませんでした。でも主人は長いことひとり暮らしをしたり、弟さんと住んでご飯を作ったりしていたから、お料理はとても上手ということを知っていたので、困ったな、と思っていたの。。それでどうしたかというと、片っ端から料理の本を読みました。作り方を見ても全く分からなかったので(100gがどれくらいか、少々がどれくらいか、お味噌汁も作ったことがない人には未知の世界でした !)エッセイを読んだ。たくさんたくさん。中でも、向田邦子さんや辰巳芳子さん、幸田文さんの本は何度読んだか分かりません。それから、千切りをした。とりあえずこれが出来たら何とかなるかな、と思って、大根を買って来て、周りをぐるっと剥いて、細かく細かく刻む練習を(密かに)たくさんしました。あとは、美味しそうなレシピの本を買って来て、全部作りました。気が付いたら、ちょっとずつお料理が出来る様になっていました。

 

「るるが料理ができるなんて!」

と母に、驚かれます。私も、不思議。自分が包丁をにぎって、しゅ、しゅと当たり前のように色々な事をするのが嘘のようで、まだ実はなんにもできないんじゃないか、と頭の中がぐるぐるしてしまうことがあります。いまでも実家に帰って、母が作ってくれた昔とおんなじ味のお昼ごはんをふたりきりで食べるときなどには、つい小さいときのような気持ちになってしまいます。

f:id:rumir:20140114005500j:plain

さあ、明日は何を作ろうかな・・!!