ruru on the roof

大好きな絵と絵本と、日々のこと・・

E・T

きのう、主人とE・Tをみた。明後日から一週間旅に出るのに、なかなか用意が終わっていないのに、どうしてこういうことをするのかと我ながら思うのだけど、わざわざ隣の駅まで借りに出掛けたの。

こどもの頃に見たきりで、内容もすっかり忘れていた。覚えているのは月夜、自転車に乗って空を飛ぶところと、指と指のごあいさつだけ。しばらく前にそんな話をしたら、いつか見ようねと主人が言った。それを突然思い出して、見たくてたまらなくなった。

「本当に借りてきたの?」

主人が笑った。きっと今の私の状況で、ビデオを見ようとふつうの神経なら思わない事はよく分かっている。(3月の真ん中まで、やらなきゃいけないことが両手で間に合わないくらいある)でも、しかたない。E・Tが呼んでるのだもの。

 

お菓子とカフェオレを用意して、毛布にくるまって上映した。字幕のセットをして、聴き慣れた音楽が広がったら、もう夢中だった。E・Tは、最初おいてきぼりにされたときには心から同情したし不安でいっぱいになったのだけど、ためにためて彼が登場したときには息を飲んだ。記憶の中以上に恐い顔をしていた。手やお腹はざらざらして、触ったらちょっと冷たいかもしれないと思った。でも、実は陽気だったり、ビールを飲んで気分が良くなったり、おもちゃを分解して交信機を作ってしまったりする。どこか、知り合いのおじいさまの一人に似ている気がした。

とても面白くて、見終わっても名残惜しくてエンドロールやメニューの画面で光る宇宙船をじっと見ていた。

「すごかったね。。」

私がひとしきり感激していると、主人が部屋から何かを持って来た。

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「なあに?」

「これ、読んでみたら?原作と、続編だよ」

どうしてこんなもの持っているんだろう・・沢山の難解な本のすきまに、こんな本を隠していたなんて!そうからかうと、「いつも、すぐ手の届くところになぜかあるんだ」と言う。手に取ってパラパラめくると、古い本の香りがする。主人が中学生のときに(もちろん新品で)買って、何度も読んだらしい。幾度にも渡る引越しにも全部大切に連れていったと聞いて、何だかとても凄い本のような気がした。

 

主人が貸してくれた本は、いま私にとってとても旬な気がするから早く読みたいけど、読み出したら大変なことになることは分かっているの・・・DVDも4本で1000円だったからちゃんと4本探して借りてしまったし、あと1本残っているから明日見なきゃ。。これも古典だから、とっても楽しみだけど、ちょっと困ったな。。