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ruru on the roof

大好きな絵と絵本と、日々のこと・・

気持ちのいい土曜日

少し遠出をする土曜日。長いこと電車に乗るけれど、駅を降りたら目的地はもう見えている。ピカピカの大きな原っぱを左手に、ずーっと道なりに歩いていく。この空き地には、端に大きな林檎の木がサワサワ揺れている。草の匂いがして、秋には赤や青の実がなっていたりする。冬には一面に雪がつもって、空と白い地面しか見えない贅沢な空間になる。ここには雨の日にトトロが傘にしそうな大きな葉っぱも生えていて、私は小さな砂利道をサクサクいわせながら、通るたびうっとり眺めて歩いていました。

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1年近くずっと遠回りをして「ちゃんとした道」を通っていたけれど、こんな道を通っていいの!!と目がハートになったのは、ついこのあいだ。大きな犬を連れたおばあさまが、日傘をさして原っぱの真ん中をすーっと歩いていった。それはまるでモネの絵の中のようで、角を曲がって見えなくなるまで息を詰めてみていました。

それで今日は、私もこの道を歩いた。それはちょうどお昼どきだったのだけど見渡す限り誰もいない。自分の影が足元に溜まっていました。鳥の声が聴こえて、ひらひら蝶々があちらこちらで漂っていました。振り返ると、白い花がいっぱいに咲いていました。

 

あんまり気持ちがいいお天気だったしお花が綺麗だったから、途中で主人に報告したりしました。そうしたら、夕方から出掛ける主人ともしかしたら駅で会えるかなと思った。いつもの駅で本当に会えたときには何だかおかしくておかしくて、駅の通路でついはしゃいでしまいました。

そうして自転車を飛ばして帰って来ました。少し前に田んぼにお水がはられていたけれど、何かが違うと考えていたら、小さな緑がちゃんと等間隔で並んでいるんだと気付きました。まるで刺繍のようで、ピカピカと傾きはじめた日を反射させて眩しかった。思わず自転車を降りて写真を撮ってしまいました。

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気持ちのいい風がすーっと通っていきます。帰って、たっぷりお昼寝して起きたらすっかり陽が落ちていたのが何とも淋しい気持ちがしました。もう一回今日を最初からやりたいな、そう思って朝からのことを思い返したら、寝坊して駅まで頑張って走ったことを思い出した。やっぱりもう一回じゃなくていいや。。明日も寝坊しないようにしなくっちゃ。。