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ruru on the roof

大好きな絵と絵本と、日々のこと・・

晴れるかな、降るかな。

たいへんなことになった。11月になってしまった。

この間まで暑かったのに、寒い。でも寒いと思って厚着をしたら、汗ばむくらいだったりする。電車で移動をしていると、ウールのコートを抱えている人の隣でTシャツの人がビールを飲んでいたりする。

「ね、今日あついかな。寒いかな。」

「さあ。」

「雨、降るかな。」

「どうだろうねぇ。。」

毎日のように、こんな会話が繰り返される。母が見たらきっと笑うと思う。だって私は子どもの頃から同じことを(ほぼ毎日)言っているんだもの。でも仕方ない。暑いと思って寒い恰好をしたら、ひもじいような惨めな気持ちになるし、逆でも荷物になって腹立たしい。特に一日出掛けるときや、旅に出る時はご機嫌でいられるかどうか、とってもとっても大事な問題なんだもの。

 

10月は、よく電車に乗って遠出をした。東京にいったり、奈良や、大阪や、神戸も、初めて一人で出掛けた。そうすると、頭のなかに、小さな地図が広がっていく。あまりに行列で見ているだけだったけれど、新大阪の駅の551宝来は美味しそうなにおいだったし、奈良の夕焼けはやっぱり真っ赤に甘かった。東京のピカピカ光るビルは夜でも足元に影が出来たし、幼なじみと東京駅で待ち合わせをして、八重洲口から丸の内側にどうしても行けなくて半べそをかいたりした。

「新橋」と「有楽町」を間違えて、銀座に行きたいのにどうもおかしい、ということにもなった。私はこういうことが多い。今出川と丸太町、とか、丹波橋中書島中之島がごっちゃになったりする。この間は墨染と深草を間違えて、友人に迷惑をかけたりもした。

 

そんななか、悲劇が起きた。

私の自転車は夏の終わりから(あの、遠出をした日に真っ暗で頑張って帰ってきた日に)壊れたままになっていて、自転車置き場においたきり、無かったことにしていた。だって私は勇敢にも必死で帰ってきて、褒めてもらえるとさえ思っていたのに、「パンクしたのに乗ったら、だめと以前に教えたでしょ」と主人に言われた。それですっかり気分を害したの。それからずっと、主人の自転車に乗っていた。それが、壊れた。

自転車置き場から出したら、嫌な感触がした。いや、本当はその朝にちょっと気付いていた。でも遅れそうだったから、急いで止めて電車に乗り込んだ。どうしよう、困ったな。これは無かった事にはできない。。と思っていたら、駐輪場のおじさんが助けてくれた。

「こりゃパンクやな、空気入れ使ってええで。パンパンにして、できるところまで押していき。」

そして、修理のお店をいくつか教えてくれた。私が空気をいれたことがないと分かると、空気をちゃんといれてくれた。優しいおじさんにお礼をいいながら帰って、駐輪場にいれた。それから2週間くらい経ってしまった。

最初は自転車が無くて困ったけれど、もともと乗っていなかったし、なんだかどうってこともない気持ちがした。それでも意を決して、さっき、お家まで修理に来てくれる自転車やさんに電話をした。なのに祝日はお休みで、明日もお休みだった。水曜からは私がまたぎゅうぎゅうに予定をいれてしまっている。泣きたくなってきた。

そんなわけで、迷子になったり自転車がなくなったり、新しい友だちができたり、幼なじみたちに会ったりしながら、「クリスマスケーキのご注文」とか、「年賀状の案内」を見つけては、見えないように小さく折ったりしている。

 

しかも、11月になった!と思っていたらもう3日だった。うーん。。。明日は寒いかな、暖かいかな。雨降るかな、晴れるかな。。。

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