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ruru on the roof

大好きな絵と絵本と、日々のこと・・

今年最後の喧噪

12月の記憶は色々ありすぎてあいまいだ。たしかどこかの木曜日に、吹雪になって一夜にして辺りが真っ白になった。そのころ熱を出してまた寝込んだのは覚えている。年末でお仕事もたてこんだ。それからは遅れていた300枚の年賀状だった。私は絵はいくら描いてもくたびれないのに、字を書くとすぐに手がぱんぱんになってしまう。書いても書いても終わらなくて、今回はほんとうに無理かと泣きそうになった。

それでも一つずつ、「よいお年を」を繰り返して時間が流れて行くのを確認する。今年は珍しく最後のお仕事がきのうの夜まであったので、大変だとはわかっていたけれどやっぱり大変だった。終わって、自転車でよろよろ駅から帰ってきて、家のまえの駐車場で、同じく帰ってきたばかりの主人と友人を見かけて、嬉しくなってなぜか運転を誤った。二人が見ている前でころんで、コンクリートに寝転んだ。黒い空に、光る小さな星がいくつも見えた。

 

そんななか、おせちを作った。どうしてちゃんと間に合ったのかわからないけど、やっぱりちゃんと、間に合った。(私の生活を見ている人はよくそう言う。私もとっても、ふしぎなの。。)来年の準備も、おおかたできた。2014年がもうすぐ終わろうとしている。

 

今日はチューリップを5本買って帰ってきた。昼間に軽装備で出掛けたのは久しぶりだったので、小さなリュックに財布だけ入れてびゅんびゅん風を切って自転車をこいだ。買いそびれたものをメモをみながら選んで、花屋で数少なくなっていた花たちを選んでいたら心が静かになる気がした。お姉さんが葉っぱをサービスしてくれた。

「よいお年を」

「よいお年を」

明日からはまた年があけて、しばらく町がしんとする。

夕暮れ前の今年最後の喧噪は、まるで「大晦日はこう過ごす」という見本のような、まるで映画のような空気が漂っている気がした。

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