読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ruru on the roof

大好きな絵と絵本と、日々のこと・・

クレイジーバブーシュ

秋の始めに母と雑貨やさんに行った時、ふわふわのスリッパを見つけた。わあ、かわいい。ちょうど昨年のものは大分くたびれてしまっていたし・・ともう買うつもりで選んでいたら、

「るる、スリッパはくの?」

という。母は私がきゅうくつなのが大嫌いで、小さいときからずーっとお部屋の中ではだしでいたから、結婚してから私がちゃんと温かくして靴下もはいてレッグウォーマーまで装備していることを知らなかった。

「そうなの。これ、ほしいな。どの柄がいいかしら」

というと、

「そんなのより、私が作ってあげる」

「ええ!」

「うん、思いついた。わくわくしてきた」

と、棚に戻してしまった。母はキルト作家で何でも作れるのは知っているけれど、まさかスリッパも作れるなんて。すごいなあ、と感心したり、何が出てくるかちょっと心配だったりした。「出来たら送るね」といって、私が京都に帰ってすぐ、数日で小包が届いた。それはとても母らしくて可愛かった。お礼の電話をすると、

「これはね、バブーシュなのよ。」

と言う。スリッパとバブーシュのちがいは良くわからないのだけど、クレイジーという手法で作られたクレイジーなバブーシュは可愛いなと思った。それから私だけでは悪い気がしたから、次の月に仕事で東京に帰った時に母に助けてもらって、ちゃんと主人の分も作った。難しいところは全部やってもらったけれど、ちゃんと出来上がった。

f:id:rumir:20151102230142j:plain

f:id:rumir:20151102230239j:plain

裏側は、こんな感じ。

f:id:rumir:20151102230210j:plain

ちゃんとぴったりおさまって、嬉しい。でも何だか勿体なくて、去年のバブーシュをもう少し履いて、本当にぼろぼろになったらこれを出してこよう、と大事にしている。見るたび縫い目のひとつひとつをなぞってしまう。それから次は何を作ってもらおうかなと、わくわくするの!