ruru on the roof

大好きな絵と絵本と、日々のこと・・

ふりかえってみれば

はてなブログさんから、「2年前に書いたこの記事をふりかえりませんか」というお手紙が届きました。「へえ!」と思って開いたら、とても懐かしい。自転車について書いた文章でした。

rumir.hatenablog.com

自転車に乗るのは2年経った今でも下手なままで、駐輪場の上の段に自転車をしまうのも出来そうにない。(このあいだ、おじさんが上の段から自転車を降ろすところを偶然見かけて、思わずじっと観察したけれど、難しそうだしチビな自分にはこれは無理だ、、と諦めた)先週も、歯医者の帰りに野菜を買って坂道をとよろよろ昇っていたら、歩いていたおじいさんに「しっかり、がんばれー」と笑われたし。

2年前のこの文章で、野菜をお母様の真似をして段ボールに積んで帰ろうとしたら、どうにも前のカゴに乗らなくて、困っていたら助けてくれた親切なヒゲのお兄さんのことを書きました。実はその話には続きがあります。

 

野菜を運んでくれながら、そのお兄さんは「木工職人の見習いをしています」とお話して下さいました。何かをつくる人が好きな私は、「私は絵を描いているの」とご挨拶して、ちょうど持っていた自分の絵の絵はがきをお渡しして、お礼をいってお別れしました。

ところが、個展をしたときに、そのお兄さんが来て下さったのです。最初、何だか私のことをご存知のようなのに、お名前を聞いてもどうしても思い当たらなくて「だれだろう・・」と思っていたら、

「自転車で野菜運べるようになりましたか?」

と笑っておっしゃったので、「ああ!」とすぐ、分かりました。ちょうどそのとき、母が来ていたので、「助けてくれたお兄さんなの」と紹介しました。「まあ、何だかよく分かりませんが、お世話になりましてありがとうございました」と母も言いながら笑っていました。

 

その後も展示の度に颯爽と自転車で来て下さるお兄さんは、やっぱりとても感じのいい方で、ご家族もとっても素敵な方たちでした。最初はよく分からなかったけれど、釘を使わずに木のお道具を作っているとお聞きして、いいことを閃きました。

「こんなのできますか・・?」

とお願いして作ってもらったのが、これです。

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分かるかしら。私だけの画板です。高さも3段階調節が出来て、しかも折り畳むと小さくなる。小さな絵を描くときは、これを机の上に広げて作業をしたりしてるの。素敵でしょ!!

 

気にしていないと日々の出来事は、どこかに溶けて無くなったようにもう見えないけれど、本当は小さな点がたくさん足されてカラフルな絵ができていくときのようで、こうやって思い出すと何だかいいな。今でも自転車は下手くそで、くたびれた日には蝶々にも抜かされたりするのだけれど、気持ちいい季節になったし、ちょっと遠出でもしようかな。