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ruru on the roof

大好きな絵と絵本と、日々のこと・・

目的達成

あっという間にぎりぎりの時間になっていた。(あと、5分のんびりしよう。それから、ゆっくり支度しよう)と思って布団にくるまったら、すぐ5分たってしまった。(・・あと、5分。。)それもみるみる過ぎた。もう羽毛布団と私は一体化して、引き剥がそうにも無理になった。(かたつむりが、殻から出るときはこんな感じかな。。)外に出るのが心底つらく感じたけど時間はどんどん迫っている。私は悲しい気持ちで支度をはじめた。

(今日は目覚ましが鳴るより一時間もはやく起きたのに、おかしいな…)

しかも、昨晩作ってもらって世にも美味しかった牛すじカレーをまた食べてからいこう、と決めていたのにそんな余裕はもうどこにもなかった。

牛すじカレー・・)

と思いながらとぼとぼ、自転車に乗って駅へ向かう。あの時、しつこく布団にもぐらなければ食べられたのにな、、と後悔がよぎる。
 
川沿いの道では秋の白い光が眩しかった。ついこのあいだまで、ヒマワリがずらっと並んでこちらを向いていたと思ったのに、それがいつのまにか可愛らしいコスモスに変わっていて風まであの明るい赤紫に染まるようだった。それから、刈られたあとの田んぼにはカラスが遊んでいた。
 


駅に着くまでにどうにもお腹が空いてきた。出掛けにお芋2本と、梨ひとつ、ミルクティとドーナツ2つをちゃんと食べたばかりなのに、、思い込みが激しいから、予定のカレーを食べてないと、他のものもあまり食べてない気持ちになるのだと思う。それで、駅でチキン南蛮としゃけの手作りおむすびを頂くことにした。電車を待ちながら幸せな気持ちで頬張った。

にこにこ食べていたら、おじいさんの駅員さんに

「おいしそうやんか。良かったな」

と言われて、恥ずかしかった。(駅員さんもお腹空いてたのかな)とちょっと心配になった。満足したけど、やっぱりカレーが良かったなと思った。

どうも私はこうしたい、とか、欲しい、と思ったことにはしつこい。

それはそれはしつこい。

用事を終えて帰って、お腹はちょっとふくれていたけれど、すぐにカレーを温めてちゃんと食べた。カレーはちょっと口では言えないくらい、美味しかった。私は意地になって食べて大いに満足した。けれど案の定気持ち悪くなって、やめておけばよかった。。といつも通り思いながら「お腹を休めなくちゃ」とか言い訳をして、こそこそ毛布を広げました。。

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