りんごジュースは湯ぶねの中で

絵をたくさんたくさん描いた夕方、疲れてぐにゃぐにゃしている私をみていた主人が、

「きみ、早いけどお風呂に入っておいでよ」

と言いました。そうか、と思ってお風呂をいれたけれど、いざ入るときになってどうにも嫌になってきました。

「うぅ、、めんどくさいなぁ…」

まだ暗くないし、ちょっと本を読みたいし、ちょっと頭が痛い。

そう訴えると、

「ちょっとお湯をのんで。それから、これはお風呂で飲みなよ」
と、小さなりんごジュースを手渡してくれました。

「お風呂で?」

「そう。湯ぶねにぽとん、と浮かべてね。ちょっとだけ温かくなったら、おなかがびっくりしないでしょ」

「わぁ、ありがとう」

それは美味しそう!世にもいいアイディアに感じられて、ジュースと着替えを持って急いでお風呂にいきました。

 

10年前まで、毎日体がくたくたになるまで動いていたけれど、最近はお仕事以外で体を動かすことが減ってしまいました。お絵描きをして、字を書いて、本を読んで、夢中になってしまうと、つい動くのがおっくうになっちゃう。主人が心配して、体操しなさいとか、ちょっと歩いてきなさいと言ってくれるのだけど、怠けものの私はついごろごろしてしまうの。
そうすると冷えるし、よけいに体が怠くなってしまう。やっぱり体を動かして、巡らすって大事なんだなあと思う。

お風呂でぽかぽかになり、そして満を持して湯舟の中でりんごジュースを飲み!気分よく上がってきてから、ゆっくり体操をして体をほぐしました。単純な私は、いつもとちょっと違う楽しいアイデアを聞くと体もさっさと動き、気分もすっきりとしてそれはそれは幸せな心地になりました。

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